北陸(石川県・富山県・福井県)の自然や観光に関する情報を発信!取材の裏話からマニアックネタまで、自然人のスタッフがつづるブログ
page top
 わが家のすぐ裏手にあるガケ。春になると、アサツキや野ぶき、ワラビなどの山菜が次々と顔を出し、季節限定とはいえ、少し山菜が食べたくなったときになかなか重宝しています。

 来春も山菜が育つようにと、汗だくになりながらイタドリなどの繁殖力旺盛な雑草(イタドリも山菜ですが)を、ばっさばっさと刈り取っていた時のこと。何やら足元でモゾモゾ動いているものを発見しました。

 てっきりトカゲか昆虫の類かと思いきや、なんとサワガニでした。私の住まいは山手にあるとはいえ、一応金沢市内の住宅地。家の裏には渓流はもちろん、小さな沢もありません。よもやこんなところでサワガニに出会うとは思ってもみませんでした。同居している父親に言わせると、なんでも30年ほど前からたまに顔を出すことがあるとのこと。ガケからかすかに染み出る湧き水を利用して生きてきたとしか考えられませんが、よくまあ絶えなかったものです。

 人間界では「あてにするから腹が立つ」というなかなか含蓄がある言葉があるようですが、このサワガニはまわりをあてにすることなく、与えられた環境に順応してただ黙々と生きてきたんでしょうね、きっと。いや、まったく偉い!

(とんたろう)
page top
石川県「県民の森」にある屏風岩。
森の入り口(事務局)から徒歩15分程上がったところに、この岩はあります。

岩の横に、こんな看板を発見!

080701_03.jpg


ん?岩に顔?どういうこと!?
恐る恐る岩の裏側にまわると、
謎が解けました。


080701_02.jpg
080701_03.jpg
岩に彫刻された顔。

その場に立てられていた看板によると、その昔、この土地で上新保の人々が杉の水川沿いで山を開き営々と生活していて、明治29年北海道へ一村挙げて移住することになり、集落民が祖先の苦労を偲び当地を去る感情をこの岩に彫刻し去ったとされています。
また、この一帯に分布する杉林も、その当時集落民が移住について何かと世話をした東野喜平氏へ託し去ったと伝えられ、今では樹齢百年を越す貴重なものだそうです。

この話。なかなか深い話なのにあまり知られていません。
県民の森に訪れる際には、是非お立ち寄りください。

石川県県民の森 (加賀市山中温泉)

(サム)
page top
お花見日和の日曜日。さりとて、人ごみへは出かけたくなく、駐車場に車を止めてまでお花見するぞという意気込みもなく、ならば近所でと、近くの北部公園(金沢市忠縄町〜北森本)にでかけてみました。

080408_01.jpg
この公園、20.7haもの広大な敷地だけあってとにかく広い! 都市緑化植物園という位置付けの公園で、多くの樹木、植物が繁り、季節ごとの花やそこに訪れる野鳥、昆虫といった生き物も見ることができます。
都市緑化植物園「北部公園」公式WEBサイト


園内の歩道を、お花見のメインである「さくらの園」へと行ってみると、今まさに見ごろとばかりにピンク色。好天に恵まれた日曜日とあって、広場はどこも家族連れでいっぱいで、一人でぼんやり楽しむお花見とはちょっと違うかな〜と、公園の中央を流れる森下川の土手へと移動。公園からは向こう岸になりますが、森下川が流れ込む河北潟までずっと桜並木が続いています。

080408_02.jpg
金沢市才田町、石川県農業総合研究センターの近くの通りで、河北潟にかかる才田大橋橋詰から森下川上流へと桜並木が続きます

人影も疎らで、なかなかの穴場。また川沿いに車道は行き交う車も少なく、“お花見ドライブ独り占め”ってかんじです。

080408_03.jpg
ほら、こんな感じで独り占めドライブ!

さて、以前、金沢市弥勒町のJR北陸本線の森本跨線橋沿いに、それは見事な桜のトンネルがありました。狭い道でしたけど、桜の頃にはあえてここを通って桜のトンネルを楽しんだものです。別名「菊知坂」と呼ばれ、近くの森本中学校・小学校に通う子どもたちにとって馴染み深い桜の名所でしたが、県道拡張工事に伴い、平成12年の春を最後に桜のトンネルはなくなりました。
残念な話・・・。でもちょっとオマケの話があるんです。この菊知坂の桜の木、伐採後に有効利用されていて、ちょうど息子が中学生の時、選択技術の授業でこの桜の木で椅子を作ってきました。これがなかなか良い出来ばえ。春先には「桜の木の椅子」に座りながら、菊知坂の見事な桜のトンネルを、時々思い出したりしています。
(ねこミミ)
page top
石川県の宝達志水町にある「伝説の森 モーゼパーク」をご存じですか?ここには、旧約聖書に登場する「十戒」で知られる預言者・モーゼの墓(!)があるといわれています。

伝説によると、モーゼはユダヤの民をイスラエルに導いたあと、シナイ山にのぼり、天浮船で宝達山にたどりついたそうです。さらに、583歳(!!)で亡くなるまで能登で暮らし、三ッ子塚に埋葬されたと伝えられます。

…と、いろんなツッコミどころが目に付きますが、一部のマニアにはとても有名な場所で、いろいろなメディアで紹介されています。

080401-01.jpg
自然が豊かで、森林浴も楽しめます

モーゼパークはかなり広く、私が初めて行ったときは道に迷い、モーゼの墓を見つけるまで2時間近くかかってしまいました。モーゼの墓までの案内板があるので、しっかりチェックしてから行きましょう。

080401-02.jpg
入り口付近にある案内板

かんじんのモーゼの墓は、前述の三ッ子塚にあります。塚全体が墓なので、目印が立ててあるだけなのですが、これが必見。ものすごい脱力感に襲われます。

080401-03.jpg
棒が立ててあるだけ…?(微妙にピンボケですみません)

080401-04.jpg
まじめな説明が載ったプレートも設置

フツーの観光スポットに飽きた方、ぜひ一度足を運んでみてください!
http://www.hodatsushimizu.jp/webapps/www/section/detail.jsp?id=100

(チャペック)
page top
以前、このブログの「真冬のバードウオッチング熱」で、家の近所の電柱にやってくる猛禽のことを書きましたが、その数週間後に撮影に成功しました。

080319.jpg

望遠レンズがないのでかなり小さいですが、ノスリに間違いないことがわかって大満足です。
だるまさんのような格好がかわいくて、もう少し近づこうと、次の一歩を踏み出した瞬間、ノスリは飛び立ち、田んぼをはさんだ向かい側の電柱にとまって、じっとこちらをうかがっていました。
この撮影後、数日姿が見えなくて「警戒させてしまったかな」と気にかかっていましたが、3月初めの寒い日に、この近くの電柱に戻ってきているのを見かけ、一安心。野生動物を撮影するのは難しいものですね。

ここから数百メートル離れた田んぼには、コハクチョウが餌をとりに来ています。
今年は北帰が早まるのでは?と思っていましたが、3月18日現在、まだ30羽ほどの群れが残っていました。
もう一週間もすれば、彼らも北へと旅立つでしょう。
田んぼに彼らの姿が見えなくなるのは少し寂しいですが、初冬の再会を楽しみに、渡りの無事を祈りたいと思います。
(山あ)
Page top
FC2 BLOG