北陸(石川県・富山県・福井県)の自然や観光に関する情報を発信!取材の裏話からマニアックネタまで、自然人のスタッフがつづるブログ
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先日、「林野庁などが森林浴の癒し効果を世界ではじめて科学的に立証した」とのニュースがありました。森林浴時に身体が生理的にリラックスすることが、医学的に裏付けられたそうです。(繁華街を歩いているときよりもずっと体が癒されるようですよ)
「やっぱりなあ」と思いました。週末にちょっとした気分転換で森があるところに行くと、月曜日の気分が全然違うなあって感じていましたから(皆さんも経験がありますよね?)

そんな森ですが、地元森林組合の皆さんの話を聞くと日本の森は深刻な問題を抱えているようです。国内産の木材需要の伸び悩みから木材価格がどんどん下がって間伐(立木の成長を助けるための木の間引き)が十分にできず、光が行き届かないので木がやせ細ってしまうそうです。
最近のクマの出没問題とも無関係ではないようで、地元木材が積極的に使われる施策を打ち出すなど、最近では自治体も色々と考えています。

さて、ここでひとつ編集部からのお知らせです。森林保護のためなどというおおげさな考えからではないのですが、自然人を定期購読していただいている読者の皆様には、次号から間伐材でできた封筒で自然人をお届けしたいと思っています。
ほんのかすかに森の香りがするかもしれませんよ。


(とんたろう)
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 突然ですが、「たこすかし漁」ってご存知ですか?
 長い竿の先端にカニの疑似餌(昔は赤と白の布切れだった)をくくりつけ、それに岩場でカニが歩いているように泳がせて、巻きついてきたタコを捕まえる、いたってシンプルな伝統漁法です。
 この漁を能登半島の内浦町にあるラブロ恋路という施設で体験できると聞き、三連休の最終日に行ってきました。

 「今日は条件が良いですよ」とラブロ恋路のタコ取り名人・大瀧さんに言われ、しかもテレビ局の取材も入ると聞き、「ここはひとつ、父親のかっこいいところを娘たちに見せてやるか!」と意気込み十分で、近くの赤崎海岸へ向かいました。
 ところが、聞くとやるとでは大違い。長い竿を操ってゴム製のカニを生きているように見せるのが難しい。しかも根気が要る。
 しばらくすると、別の家族のお父さんがタコを吊り上げ、家族から賞賛の拍手が上がっているではありませんか。最初は私を追っかけていたハズのビデオカメラもそっちの家族に付きっ切り。あせればあせるほど、カニの動きは大雑把になるし、竿をねじりながら引っ張るというアタリを待つ余裕がなくなってきます……。
 軟体動物のタコをだますのなんか造作無いことと高をくくっていたら、とんでもありませんでした。他の家族が引き上げた後も、夕日を浴び、背中に哀愁を感じながら、それでも、「せめて1パイ」と念じながら、辺り一面を探り続けました。最後の方は、憐れに思った大瀧さんや指導員の皆さんまでもが、我が家のために一緒に探してくれたんですけど、結局収獲はゼロ。
 まあ、とりあえず娘たちには「あきらめずにがんばる」父親の姿をアピールできたみたいだし、磯をジャブジャブと歩き回るのは童心に返って楽しめ、こころの収獲は大きかったかなと満足しています。

 ちなみに言い訳になっちゃいますけど、この日は天候条件はすごく良かったらしいのですが、なぜかタコが少なかったということです。普段はもう少し獲れるし、少なくともアタリくらいは経験できるそうです。たこすかしは、10月いっぱい体験(要予約)できるので、気になる方はぜひどうぞ。

(バフ)
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 秋分の日、自然人編集部数人で白山麓は岩間噴泉塔へと出掛けました。自然人冬号の特集テーマは温泉。ぜひお楽しみに。
 さて、僕はというとこの夏の白山登頂以来、それまでに染みついていたインドア派の性分も若干の路線変更か、今さらながら自然の魅力を知りつつあり、今回の岩間噴泉塔ハイクもなかなか楽しいものでした。道中の模様をお伝えするのは冬号に譲るとして、ここではその日見た、ささやかで、でも心に残った風景を、ひとつ。
 岩間道入口ゲートと岩間温泉元湯をつなぐ林道は、道の片側に深い峡谷を覗く断崖絶壁が続きます。ある時谷底を覗いてそこに小さな白いものがチラチラと動いているのに気がつきました。それは雄大な空間の中で他に動いているものがなかったからかろうじて目に止まった非常に小さなものでした。足を止めてじっと見ているとそれはだんだん近づいてきて、それが2匹のモンシロチョウがじゃれ合うように飛んでいるのだと気がつきました。彼らはそのまま渓谷を昇り、お互いねじれるように飛びながら僕の目の前をかすめてくるくると空に舞い上がり、やがて薄雲に紛れて消えてしまいました。書いてしまえばただそれだけの出来事なんですけどね。
 僕は蝶の生態に暗いので、それが求愛なのか縄張り争いなのか気まぐれなのかはわかりません。でも大自然の中を歩いて汗を流し、心身が澄まされたような気がしている者には、彼らの姿に比翼連理を見たように思いました。
 自分が体をその場所に持っていかなければどの人間も見ることのなかった自然の営みの瞬間を、確かに目にすること。これも自然に触れる楽しみかなあ、などと素人ごころに思う出来事でした。

(真宮)
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