北陸(石川県・富山県・福井県)の自然や観光に関する情報を発信!取材の裏話からマニアックネタまで、自然人のスタッフがつづるブログ
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仕事の移動中、社用車の中で民放ラジオを聴くことが多いのですが、ここ最近は「ウグイスの初鳴き」がしばしば話題にのぼります。さっき、明日から店頭に並べてもらうための『自然人』春号を書店へ納品に行く車中でも、「ウグイスが遠慮がちに鳴いているのが聞こえた」というリスナーからのおたよりが紹介されていました。

私も先週末、能登の実家へ戻ったときにウグイスの声を聞きましたが、たしかに遠慮がちに聞こえます。春本番のさえずりのような美しい声の張りもなく、滑舌も悪い。
これを「ぐぜり鳴き」といい、若鳥はもちろん、昨春美しくさえずったはずの成鳥にも、初鳴きの際にはみられる現象だそうです。

そこで、なぜ「ぐぜり鳴き」が起こるのか、その理由を推測してみました。

 1,人間も朝は声が出にくいのと同じで、久しぶりのさえずりでなかなか声の調子がつかめないうえ、 ついうっかり地鳴きのくせが出たりして発音もなにやら怪しくなり、ウグイス自身「あれ、どんなんだっけ?」と試行錯誤しながら鳴いているので、どうしても遠慮がちになる。

 2,流行の奇抜なファッションをいち早く取り入れて出かけたものの、田舎の町ではまだ誰もそんな格好はしておらず、どうやら勇み足。急に自信をなくしてとまどう若者の心理に似て、ウグイスも、さえずり始める時期がまだ早かったのではないかと心配になり、周囲に反応する仲間がいるかどうか様子をみながら鳴いているので、ついつい遠慮がちになる。

もし、この2つの推測が当たっているとすれば、ウグイスってかなり人間に近い意識を持った鳥だということになりますよね!?
(山あ)
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先日、富山県高岡市にある「ミュゼふくおかカメラ館」の第6回TOYAMAジュニアフォトコンテスト写真展に行ってきました。この展示会では、小・中学生の部110点、高校生の部184点の応募作品が一斉に展示され、個性あふれる作品の数々が展示されています。
日常の何気ない1コマを撮ったものや、何かメッセージを訴えかけてくるようなものまで、どれもアイデアに富んだ作品ばかりでした。自由な発想を持った子どもたちの世界観には大人顔負けです。

みなさんの作品に触発されて、私も写真を一枚。(パシャっ)
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通勤路で見つけたふきのとう

見慣れた風景も視点を変えれば、思いがけない景色が見えてきますね。
みなさんも"視点を遊ぶ"そんな時間を楽んでみてはいかがでしょうか。
ステキな1コマが見えてくるかもしれませんよ。
(サム)

ミュゼふくおかカメラ館■第6回TOYAMAジュニアフォトコンテスト写真展
■平成19年3月4日まで開催中
詳しくはコチラ
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エッセイストの岸本葉子さんが、おすすめの一冊ということで紹介していた「白川静さんに学ぶ 漢字は楽しい」(共同通信社刊)という本を読んでみました。
道という文字にはなぜ「首」が使われているのか、刑事もののドラマや映画で出てくる警視正の「正」というのはどういうところから来ているのか、左遷という言葉の「左」が意味するのは何なのか、漢字研究の第一人者と言われる白川静(しらかわしずか)先生が考えるそれらの言葉の意味が、実にわかりやすく書かれています。

中には、「最」という漢字は切り取られた人の耳が袋にたくさん入っている状態を示したものだという血なまぐさい話もあったりしますが、かわいいイラストのおかげもあって中学生くらいでも楽しく読める本になっています。

ところで、昨年10月に96歳でその生涯をとじた白川先生は福井県のご出身とのこと。尋常小学校を卒業するまで福井に住んでおられたそうですが、現代最後の碩学(せきがく)とも言われる大先生も幼少の頃は私たちと同じ北陸に住み、その豊かな自然に触れていたのかと想像すると、なんだか急に身近な存在に感じられます。
(とんたろう)
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 白山は富山、石川、福井、岐阜の4県にまたがり、富士山、立山と並んで日本三名山に数えられています。――これは自然人ネットをご覧の皆さんはご存知ですよね。

 さて、白山は国立公園に指定されて今年で45年目となります。高山植物の種類豊富さ、ブナの原生林の見事さは広く知られ、いまや「白山といえば……」と言われるほどではないでしょうか?
 実際、原生自然が残る重要な場所という「特別保護区」の広さは全国28ある国立公園の中でも5番目、さらに日本に4カ所しかないユネスコに登録された「生物圏保存地域」のひとつなのです。
 それだけではありません。養老元年(717年)に泰澄大師が開山して以来、白山は人々の心の拠りどころとして崇められ、麓には信仰の拠点として栄えた三馬場を中心に、「独自の歴史と生活文化」が受け継がれています。
 そんな山が近くにあるとことは恵まれていますし、誇りですね(北陸には日本三名山のもうひとつ、立山もあります)。

 そして今年1月28日、「守ろう、活かそう、伝えよう白山」をキャッチフレーズに、「環白山保護利用管理協会」が4県6市1村と46の民間団体から組織されて設立しました。各県では新聞やテレビでも大きく取り上げられていましたので、ご存知の方も多いでしょう。
 これは、地域や立場を越えて「美しい白山と元気な白山麓を後世に受け継いでいく」ことを目的に活動していく皆さんの中核となるもので、全国的にも珍しい組織で、その役割には大きな期待が寄せられています。

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会長は深田久弥氏の長男で深田久弥を愛する会顧問の深田森太郎さん。
副会長はトヨタ白川郷自然學校校長の稲本正さん、石川県くらしと環境を考える会監事の高橋強さん、白山レンジャーの会会長の中島和さんの3名が就任。


 今後は、まず3月17日(土)、18日(日)に岐阜県郡上市白鳥町で設立記念「環白山シンポジウム」を開催します。

 ちなみに当社も正会員として協会に参加しており、今後とも『自然人』や自然人ネットを通じて環白山の情報を読者の皆様に積極的にお伝えしてまいります。

 詳しくは、環白山保護利用管理協会のホームページ「みんなの白山情報」をご覧ください。
(バフ)

自然人フォトコミュニティで「白山」の写真を見る
自然人フォトコミュニティは、みなさんからの写真や口コミ情報でつくるページ です。
みなさんのご参加をお待ちしております。
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先日、3月1日発行『自然人12号』の取材で、福井県あわら市に工房を持つ職人さんを訪ねました。

昭和3年生まれのその方は、お父さんから常に「どこかで誰かが見ているから、いつも一生懸命にやれ」と、言われて育ったのだそうです。16歳で海軍志願兵として軍隊生活を送り、その日々は「今の人にはわからないだろうけど、実に良い経験だった」とのこと。

詳しいことは、次号『自然人』にて知っていただくことにして、ここではあまり語りませんが、その取材で特に感銘を受けたことがひとつ。

何気なく工房内に掲げられたスケジュールを書き込む黒板に目をやったとき、1点に釘付けになりました。目標と書かれた下に「今日を悔なく」の文字。ご本人に何も伺わなかったのでわかりませんが、きっと毎月(もしくは毎週、毎日かも?)ごとに目標が書き込まれているに違いなく、さて私はどうなの?と自問自答したときに、「即答できる目標がない」ということに気づかされました。

その日、「今日を悔いなく」という言葉を自分自身に頂くとともに、明日から一日の目標を紙に書いて、とりあえず冷蔵庫に磁石で貼り付けてみようかなと。もちろん、今日も貼り付けてきました。
(ねこミミ)

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工房に掲げられた黒板。「自然人来訪」とある自然人とは私たち取材人のことですね。
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