北陸(石川県・富山県・福井県)の自然や観光に関する情報を発信!取材の裏話からマニアックネタまで、自然人のスタッフがつづるブログ
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 カシノナガキクイムシをご存知でしょうか?

 広葉樹に被害を与える害虫で、北陸でも主にミズナラやコナラが被害にあっていて、里山などで春の芽吹きの時期に芽の出ない木を見かけることがありますが、この被害にあった木かもしれません。
 枯れたものは自然に倒れるか、その前に伐採するしかなく、景観を害したり、倒木で被害が及ぶ危険性があります。

 先日、南砺市の里山で、この被害にあった里山の整備のボランティア活動をされている造園家の水口さんに被害の現場を案内していただく機会を得ました。
*水口さんのことは『自然人17号』で詳しく紹介しています。

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伐採された枯れ木を薪にしたもの。黒い斑点みたいなものが、カシノナガキクイムシが穿孔した穴

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被害にあって枯れたミズナラ。数年後にはこのように倒れて朽ちるという

 水口さんによれば、この付近の山では特にミズナラが被害にあっており、ミズナラが絶滅してしまうんではないかと心配されていました。この風景を見るたびに、「このままでいいのだろうか? この先大変なことが起こるんじゃないか?」と不安になるそうで、枯れた木を伐り出し、苗木を植える活動を2005年からはじめたそうです。
 「自分たちがやっていることはちっぽけなことだけど」といわれますが、「健康な山を取り戻したい」 郷土の山を思う市民が集い、植林の輪が大きく広がっているそうです。

詳しくはこちら⇒カシノナガキクイムシ(提供: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


 今年もお世話になりました。来年も『自然人』をよろしくお願いいたします。
(バフ)
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