先日、山にある畑近くのため池でバケツに水を汲んだところ、何やらクルクル動くものを発見。とりあえず家に持って帰って水槽の中に入れてみると、その生きものはゲンゴロウだと判明。
ゲンゴロウというと、緑黒色に黄褐色の縁取があるつやつやした体の甲虫というイメージがあったのですが、これは灰色のような、茶色のような。調べてみたところ、どうやらハイイロゲンゴロウなのではないかと思われます。ゲンゴロウは水生甲虫の仲間ですが、ゲンゴロウ科、コツブゲンゴロウ科、ゲンゴロウダマシ科などなど、日本だけでも100種類以上いるそうです。
ハイイロゲンゴロウと思われますが、違っていたらごめんなさいまずは、水槽に入れた ゲンゴロウの観察を開始。大きな目がかわいらしく、じっとしていたかと思うと、いきなりクルクルと落ちつきなく動き回ったり、尾に空気をくっつけて上がったり下がったり。その動作が面白く、見入ること数十分。においに敏感だということで、魚のエサ用の干しエビを入れてみたら、案の定、水槽内を大騒ぎして動き周り、ほどなくエサをゲット。前足でしっかり挟んでモグモグ食べていました。
呼吸のために溜めた空気が尾の端にかなり大きな気泡となってくっついています
大きな目が結構かわいらしい“ゲンちゃん”(べたなネーミングですけど)そんなゲンゴロウも、最近、姿が見られる場所もすっかり少なくなっているらしく、代表種の環境省の『日本の絶滅のおそれのある野生生物』(レッドデータブック)によると、現時点では絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては「絶滅危惧」に移行する可能性のある「準絶滅危惧種」に指定されています。中でも、石川県で生息が確認されている『シャープゲンゴロウモドキ』は、絶滅の危機に瀕しているとされる「絶滅危惧 I 類」に指定(石川県・環境省どちらも)。収集マニアや販売目的で捕獲する業者もいたりするそうで、ますます希少種になっていくのでしょうか。ちなみに、ハイイロゲンゴロウは学校のプールで見られることがあるそうです。
家には、他にもヨシノボリという淡水魚もいます。これも
表情がとってもかわいくて見ていて飽きないのですが、こちらはまた次に紹介ということで。
(ねこミミ)