北陸(石川県・富山県・福井県)の自然や観光に関する情報を発信!取材の裏話からマニアックネタまで、自然人のスタッフがつづるブログ
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グッと気温が上がりめっきり春らしくなった日曜日。大雨のせいで私の家に置き去りにされてしまっていた小学生の息子の友人の自転車を、キコキコこぎながら本人の家まで送り届けた時のこと。
家の前で畑作業をしていた高齢のおばあちゃんに、 「正くんのお宅はこちらですか?ウチの息子が正くんの友達で、家に自転車が置いたままになっていたので届けにきました」すると、そのおばちゃんは恐縮至極といった様子で、 「いやあ、孫のために気の毒な〜(※申し訳ないの意)。ありがとうございます。ありがとうございます」とのご返事。 「いえ、たいしたことありませんから」というと、そのおばあちゃんは縁側で日向ぼっこをしていたおじいさんらしき人に向かって、 「ほら、おじいさん。学校の先生がわざわざ正の自転車を届けてくださったよ〜」 (「学校の先生!?」) 「いえ、先生ではないんですが…」 「いやあ、すんません、すんません。ありがとうございます」…と、私が先生ではないことには触れずに、そのおばあちゃんは再び腰を90度に折って深々とお辞儀をするのでした。 こんな感じのやりとりの後、「今日はなんだか平和な一日だなぁ」と少しウキウキしながら、帰りはのんびりと30分ほど歩いて自宅へと戻りました。 そんなことがあった日の翌朝、「ばあちゃんが今朝亡くなったぞ!」と、私の祖母の死を知らせる電話が鳴ったのでした。 (とんたろう) |
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