北陸(石川県・富山県・福井県)の自然や観光に関する情報を発信!取材の裏話からマニアックネタまで、自然人のスタッフがつづるブログ
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 わが家のすぐ裏手にあるガケ。春になると、アサツキや野ぶき、ワラビなどの山菜が次々と顔を出し、季節限定とはいえ、少し山菜が食べたくなったときになかなか重宝しています。

 来春も山菜が育つようにと、汗だくになりながらイタドリなどの繁殖力旺盛な雑草(イタドリも山菜ですが)を、ばっさばっさと刈り取っていた時のこと。何やら足元でモゾモゾ動いているものを発見しました。

 てっきりトカゲか昆虫の類かと思いきや、なんとサワガニでした。私の住まいは山手にあるとはいえ、一応金沢市内の住宅地。家の裏には渓流はもちろん、小さな沢もありません。よもやこんなところでサワガニに出会うとは思ってもみませんでした。同居している父親に言わせると、なんでも30年ほど前からたまに顔を出すことがあるとのこと。ガケからかすかに染み出る湧き水を利用して生きてきたとしか考えられませんが、よくまあ絶えなかったものです。

 人間界では「あてにするから腹が立つ」というなかなか含蓄がある言葉があるようですが、このサワガニはまわりをあてにすることなく、与えられた環境に順応してただ黙々と生きてきたんでしょうね、きっと。いや、まったく偉い!

(とんたろう)

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