
昨年の夏頃だったでしょうか。台所の片隅で、新聞紙に包まれた山芋を発見(ほったらかしのまま忘れていただけで・・・)。山芋は萎びてしわしわになっていましたが、その養分を吸ってか、えらく元気な芽(ツル)が1本出ておりました。ニョロっと伸びていたツルをポッキっと折り、何気に家の前のプランターにさしておきました。すると、そのツルはどんどん伸び、秋頃にはちょっぴりハート型にも見えるかわいい葉をつけだしました。「何だこれ?」という主人、「なんでしょうね」と答える私。
そんなある日、水やりをしていた主人が「おいおい、なんか実がなっているぞ」というので見てみると、「むかご」がいくつもプランターの土の上に実っているではありませんか。

「むかご」とは「零余子」とも書きますが、自然薯や山芋などのツル葉の付け根にできる、1〜2センチ程度の小さなイモのことで、野山で結構見られます。以前、森林インストラクターの方の案内で山を散策したときに「むかご」を教えてもらい、自宅に持ち帰って食したことがあります。塩ゆでにしただけだったのですが、ビールのつまみにおいしくいただきました。食べ方は、煎ったり、揚げたりするほか、炒めたり、ご飯と一緒に炊いて食べるとおいしいそうです。
“やった、山へ行かなくても家のプランターで「むかご」が収穫できる!”と思ったついでに“増やしてから食べようかな”と、その年は収穫せず春を待ちました。
○むかごの実から新しくツルが伸びだしています で、今年、春を迎えたむかごはこの通り。昨年秋よりさらに一回り大きくなり、小さなツルも新しく伸びています。こうなったら、むかご専用のプランターをひとつ作らなくっちゃ、などと思いつつ、プランターの片隅で健気(?)に実っているむかごを優しく見守っている毎日です。食したら、その味を報告しますネ。
(ねこミミ)