ここのところずっと秋空がきれいだった(のと、お腹まわりに余分な脂肪が目立ってきた)ので、ほとんど思いつきで自転車を買いました。
自転車に乗るのは高校卒業以来およそ15年ぶり。クルマ生活に慣れきった肉体には毎日片道30分の自転車通勤はそれなりにつらいものもありますが、ふだんクルマではさっと通り過ぎてしまっていたささいな出来事たちにも気がついたりして、なかなか楽しいです。

犀川に流れ着いていた流木と、そこで休んでいる水鳥。
これから自転車生活を続けていけば、こういう風景や季節の変化にも
ちゃんと気がつくようになれるかなと楽しみにしています。
もうひとつ、ずっと忘れていた感覚も思い出しました。帰り道に住宅街で感じる「そのお宅の晩ご飯のにおい」。これも自転車ならではです。こちらは一日働いたあとで当然空腹なので、「今日はカレーかあ」とか「秋刀魚!秋ですなあ」とか、人様の家に向かって鼻の穴を広げてうらやましげにつぶやきながらペダルを踏んでいます。独り言がすぐに秋の夜風に消えていくのも自転車のいいところです。
(…が、運動したぶんご飯がおいしく量もたくさん食べますので、お腹まわりの余分な脂肪は一向に減る気配がありません。想定外です。)
(真宮)