北陸(石川県・富山県・福井県)の自然や観光に関する情報を発信!取材の裏話からマニアックネタまで、自然人のスタッフがつづるブログ
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わが家が建ってから半年ほど過ぎた頃、あまり人が入らない部屋の障子戸に、桟にそって障子紙に小さな穴がいくつも空き、まるで誰かが障子紙を破ったようになっているのに気がつきました。不思議に思いよく見てみると、銀色を帯びた白っぽい小さな生きものが、桟をそそ〜っと走りまわっておりました。咄嗟にティッシュを手に取りそいつを掴もうとしたところ、あまりのか弱さに、あっという間に撃砕(というか粉砕)。
後になって分かったのですが、そいつの正体は“シミ”という本などを食べる虫で、体長1センチあるかないか。よく見ると足が6本あって、長い触手や尾の部分に突起も出ています。魚に似ているからか、漢字で「紙魚」と書き、英語では「シルバーフィッシュ」と呼ぶそうです。ご存知のかたもいらっしゃると思いますが、古本の虫食いで穴や、映画に出てくる宝の在処を示した地図が穴だらけだったりする、その、穴を作るのがこの“シミ”なんですね。デンプンや小麦粉も好きらしいから、貼ったばかりで糊がついた障子紙は、シミにとってさぞかしご馳走だったのでしょう。シミが出たのは、長雨と蒸し暑い日が異常に続いたその年だけで、その後、貼り替えた障子紙がお気に召さなかったのか、それっきり姿は見ていません。 なぜ今頃シミのことを思い出したかといいますと、昨日、年末に貼り替えたばかりの障子紙を、ビリッと破いてしまいまして、シミが食べたようにも見えないこともないし、シミが再来したことにしようかな〜と・・・・。 (ねこミミ) |
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